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 ★ Q.3 産業用ヘンプって何ですか?  ★

現在の日本では、「大麻(ヘンプ)=マリファナ=麻薬=危険な植物」という認識が一般的です。それは、ヘンプの花穂や葉にTHC(テトラヒドロカンナビノール)という化合物が含まれ、それが向精神作用をもたらすからです。産業用ヘンプとは、このTHC成分がほとんどない品種、すなわちマリファナ効果のない品種のことをいいます。

 産業用ヘンプには、THCの代りにCBD(カンナビジオール)という化合物が多く含まれています。そのため、煙にして吸い込んでもいわゆる「ハイ」な気分には全くなりません。
 フランスで元々、産業用に栽培していたヘンプのTHCは、0.8%でしたが、THCがほどんどない品種が90年に開発されています。そのため、現在、ヨーロッパとカナダで産業用ヘンプとして栽培認可されるのは、0.3%未満に固定された品種となっています。ちなみに、ヨーロッパでは、2001年度からは、0.2%未満という基準に引き下げられます。


●生化学的分類

・薬用型(THC>CBD :THC含有量が重量比2〜6%と高く、CBDを含有しない)
・中間型(THC=CBD :ややTHC含有量が多い)
・繊維型(THC<CBD :THC含有量が重量比0.25%未満)

THC含有量の測定は、ヘンプの開花直後の花穂を基準としています
中間型のようにTHC含有量が1%程度では、向精神作用はありません


●形態的分類

・カンナビス・サティバ  繊維質が多く産業用ヘンプとして利用。THCは少ない
 カンナビス・インディカ THCを多く含み医療用や嗜好品に使われる
カンナビス・ルデラリス 繊維質もTHCも含まず利用価値があまりない



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