●麻の家とは?
  
麻の家とは、「麻」という自然素材を使った家のことです。世界の木材資源の枯渇を守り、1年草である麻を建築材として使う試みが、建築・住宅業界においてユニークな取り組みとして注目されている。
(写真左)麻畑 Hemp Farm
中国、EU諸国、カナダ、オーストリアなど世界各地で栽培している。
(写真中)麻繊維(hemp fiber)
衣服、縄や紐などの原料である麻繊維。織物にしてクロス、マット状にして断熱材、繊維くずを麻スサ、パルプにして壁紙など様々な建築資材になる。
(写真右)オガラ(麻幹)(hemp hurd)
麻繊維をとった後の茎の心材。長いままで茅葺屋根材、チップにして麻壁材、畳の床材、圧縮成形してボード、炭化して麻炭などの様々な建築資材になる。
テレビ朝日で放映された「素敵な宇宙船地球号」という番組が日本で最初に紹介された麻の家。この番組の中では、フランスのアルカン社がカノスモーズという商品名で麻チップと石灰を混ぜてつくる土壁が呼吸する壁であることを紹介している。98年11月15日放映「大麻は森林を救う」より。
草から建築資材ができる!この番組の衝撃は、かなりの説得力があった。毎年、何万ヘクタールもの森林伐採を止める手段の一つとして、3ヶ月で3メートルに成長するヘンプ(麻)から建材をつくるというコンセプトがすばらしい。
2002年のヘンプカープロジェクトでは、この番組から引用した映像を北海道から沖縄まで全国各地で上映し、ヘンプ建材の可能性についての具体的事例として紹介され、多くの人の記憶に残った。それから6年後にヘンプ建材の施工例が少しずつ増えてきている。
1)伝統と歴史
茅葺屋根や漆喰に使われてきた日本の伝統素材である
2)木材資源の代替
木材が育つのに7年〜60年。麻が育つには3ヶ月〜6ヶ月。半年で育ったものから100年もつ住宅をつくることができれば過剰な森林伐採を止めることができる
3)調湿建材
繊維とオガラの両方とも中空構造があるため、吸湿と放湿する素材である。
麻の家の取り組みは、まだはじまったばかりです。部分的に内装を麻にしたり、断熱材を麻にしたりする施工例は増えています。しかし、私たちは、家一軒まるごと麻素材を中心に使った「麻の家」をまだつくったことがありません。近代建築においての実績・施工例を積み重ね、日本の気候風土にあった伝統素材を復活させるために、実験できる家をつくってみたい方、実験してみたい企業を募集しています。興味・関心のある方はぜひお問合せ下さい。
相談窓口 Hemp Revo,Inc 担当:赤星 こちらからメールを!
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