●麻の茅葺屋根

旧中村家住宅(長野県美麻村)
茅葺きには、チガヤ、ススキやアシという草が使うのが一般的であるが、茅葺きの一番したの層に麻の繊維をはいだ後の茎、オガラ(麻幹)を敷くことがある。オガラは、軽くて、丈夫な屋根材となる。そして何よりも見栄えがよいために地上から屋根を見上げたときに、すっきりとしたきれいな仕上がりになり、いわゆる化粧材として使われてきたのである。麻がたくさん栽培されてきた地域では、すべてオガラ葺きとというところもあるぐらいである。
有名なのは、長野県美麻村の旧中村家住宅(国の重要文化財)、栃木県粟野町の医王寺。茅葺屋根に詳しい方によると現在の日本では1500棟もの茅葺屋根があり、そのうち約3分の1の500棟がオガラを使っているという。80坪の家で3000束(約3トン)といわれており、まっすぐでよいオガラが手に入らないので、茅葺き屋根関係者はとても困っているとのことである。

1)見た目がよくなる
軒先から屋根を見上げるときれいにそろって見栄えがよい
2)煙の通りがよくなる
オガラは、筒状の茎であるため、囲炉裏の煙を抜けやすくする
3)軽くて、丈夫
0.13g/cm3のオガラは十分に乾燥していてススキより丈夫で長持ち
西日本で京都市美山町に次ぐ規模で残っている茅葺屋根集落の保存活動に興味のある方はぜひ、麻畑サポーターになってください。こちらの活動拠点である茅葺屋根には、煙の通り道として、オガラが昔から使われています。また、裏手にある福井さん家は現在、茅葺屋根の改築中です。こちらも興味のある方はぜひご連絡をいただければと思います。

日本の麻畑サポーターの会
茅葺屋根の保存活動も応援しています!茅葺屋根用のオガラもお取扱いしてます。
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