信州麻まつり&信州麻サミット
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●美麻の麻
 

美麻村の村名の由来は、明治以来、美しい麻の特産地であったことからきています。他の地域では見られない良質な麻が生産され、麻畑の収入がこの地域の経済を潤おした時代がありました。しかし、時代の流れとともに1960年代から化学繊維の普及によって、麻の需要が激減し、現在では麻の歴史資料館「麻の館」に記録をとどめているにすぎません。

国の重要文化財である江戸時代の屋敷「旧・中村家住宅」の屋根材に麻の繊維をとった後のオガラ(麻幹)が使われています。また、土壁には、繊維くずである麻スサをつかっています。

 旧・中村家住宅



●麻復活に向けた最近の動き

いろんな方が陰に陽に動いているおかげで少しずつ前進しています。
この動きに興味のある方はぜひ知恵・資金・人脈・技術などをご提供していただければと思います。


99年8月 全国青年環境連盟(エコ・リーグ)のギャザリングイベントにて
       ヘンプ(麻)の学習会が企画される 会場:美麻遊学舎

00年8月 いのちの祭り2000(長野県大町市)にて
      「ヘンプでつくろう循環型社会」シンポジウム開催
  1.「伝統文化の復活と新たなる産業の創出」岡沼隆志氏(日本麻協会)
  2.「産業用ヘンプを利用したまちづくり政策」赤星栄志氏(構想日本)
  3.「いやしろちにヘンプを活用」近藤洋一氏(トータルヘルスデザイン)
  4,「医療大麻の現状と課題」小笠原健次氏(医療大麻を考える会)
  5.「ハワイでの取り組みと現状」根本泰行氏(ハワイ大学)
  6.「『ヘンプビール引き渡し請求事件』裁判の報告と黎明のヘンプドレッシング」
    真鍋憲太郎氏(インダストリアル ヘンプ クラブジャパン)
  7.「世界の状況と日本の今後について」谷口秀之氏(HeadCase)
  8.「縄文麻文化を次代のテクノロジーに活かす」
    中山康直氏(縄文エネルギー研究所)
  〔司会〕安部芳裕(N.W.O)

01年8月 美麻遊学舎のリニューアルオープンイベントにて
      麻の講演会を実施
      ヘンプがわかる55の質問著者・赤星栄志及び長野県内の麻農家
      ヘンプカープロジェクト2002の企画が具体化する

02年6月 ヘンプカーが美麻村に立ち寄り、美麻商工会の方と会う

03年6月 村議会にて「産業用大麻の推進」が発表される
03年8月 美麻村産業振興課主催の麻の講演会を実施
03年12月 構造改革特区構想に「産業用大麻特区」として申請
       (交渉の末:C判定・特区として対応不可を受ける)

04年8月 美麻フェスティバル2004開催
      麻の館に最近の麻商品が納入し、麻の館がリニューアル
04年11月 麻の実を使ったレストラン「麻の美」がオープン


※ヘンプカープロジェクトとは、麻の種子を軽油の代わりに使い、北海道から沖縄まで12500kmを走行したヘンプの多様性と可能性をアピールしたキャンペーン。


   麻の実食堂「麻の美」 


麻は古くから美麻村で栽培され、平成5年までわずかながら栽培が続いていましたが、現在は全く栽培がされていません。美麻村の名前の由来でもある「麻」を復活させようと、美麻村商工会では事業を展開しています。

 そして、この度 “麻の実を使った飲食店「〜麻の美〜 あさのみ」”を2004年秋オープンしました。美麻村では、麻を栽培していた当時、麻の実を食していた方たちもかなりいたようです。当時の麻の実を知る方は、「ごまあえよりも麻の実あえの方が美味しかった!!」とよく言います。

麻の実は生活習慣病の予防や改善のための健康食品として見直されてきています。麻の実、あるいは粉を料理に入れると味も一段と美味しくなると思いますので、新店舗において麻の実を使った麻料理を召し上がっていただき、家庭料理にも是非お試しいただければと思います。



 道の駅・駐車場からの入り口    店の様子



  地元の木工職人が製作     麻商品・お土産コーナー



   美麻特産・手打ち麻そば    麻の実入りそばすいとん
        700円                750円

そば薄焼き 700円
麻コーヒー(少々渋みがあります) 350円
おやき(かぼちゃ・野沢菜) 150円
コーヒー 350円
麻ビール(美麻村物語) 500円
チャイ(インド風ミルクティー) 350円  など

お土産コーナーには、当店で使っている麻の実食材も販売しています。

営業時間 11:00〜16:00
場所    道の駅ぽかぽかランド美麻 敷地内(ぽかぽかランド美遊)
定休日   月・火曜日
お問い合わせ 美麻村商工会(0261-29-2813)






●麻の実の5つの特徴

1.どんな料理にも合うマルチ食材

 麻の実は、和食・洋食・中華・エスニック・玄米菜食など、どんな料理にも合います。一口に麻の実と言っても麻の実(殻つき)・麻の実ナッツ・麻の実粉・麻の実油・麻ミルク・麻おからと6種類のバリエーションがあります。

2.現代人には不可欠な栄養バランス

 麻の実は、タンパク質・脂肪・食物繊維がバランスよく含まれ、ミネラル・ビタミンが豊富な食べ物です。8種類の必須アミノ酸をすべて含み、日本人に不足している亜鉛と鉄が多い。体では合成できない必須脂肪酸(リノール酸とα-リノレン酸)は、人の体にとって理想的な3対1と言うバランスで含まれています。

3.女性のためのヘルシーな美容食材

 麻の実は、昔から胃腸を潤す漢方薬として知られてきました。食物繊維がたくさん含まれ、美容の大敵である便秘に効果的です。また、美肌成分の一つであるγ-リノレン酸も含む貴重なオイルです。

4.日本の伝統食材

 稲作が始まる前の縄文時代より衣服や紐の原料として使われてきた「麻」。食用としては、七味唐辛子・稲荷ずし・がんもどきなどには、麻の実が使われてきました。長野県でも味噌の中に麻の実を混ぜた「麻味噌」として食べたという記録があります。

5.麻はエコロジーな植物

 麻の実は、アサ科の1年草。4月に種を蒔き、7月には2〜3メートルに育ちます。世界各地で栽培され、もともと病害虫に強い作物なので、農薬や化学肥料を必要としません。また、麻からは、衣類や食べ物だけでなく、紙・化粧品・建材・プラスチック・燃料などができ、石油と森林資源を代替するエコロジーな植物として注目されています。

参考:赤星栄志、水間礼子著「体にやさしい麻の実料理」創森社より

 麻の歴史資料館「麻の館」 

 美麻にお立ち寄り時にぜひ見て欲しいところが麻の歴史資料館である「麻の館」。2004年秋に従来あった村の生活道具だけでなく、最近の麻商品の展示も実施。
 


    ロゴマーク       オガラ(麻幹)   麻を煮る釜



 オカキ(麻の繊維をきれいにする道具)とその使い方  麻繊維



 新しく入った麻商品(食品、紙、建材、蚊帳、布団、帽子、衣服、カバンなど)


1Fには、美麻特産の美味しい手打ちそばが食べられる店となっています。

「麻の館」にいってみませんか?
入場料200円、11時〜17時まで開館、毎週木曜日が休館日
長野県北安曇郡美麻村新行 
Tel 0261−23−1738

                         

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