12年8月号

ヘンプカー・プロジェクトのイベントとは?
〜全国で普及啓発活動するの巻〜






●ヘンプカーとは何か?


 元々は、2001年にアメリカの方々が、7月4日の独立記念日から全米一周をヘンプオイルで走るという企画が最初のきっかけであった。しかしながら、2001年の9月11日の世界貿易センターに飛行機が突っ込んだテロ事件によって、その情報がかき消された。

 日本でもヘンプインフォというメーリングリストで、この話題が盛り上がり、関係各社の協力のもと、2002年4月から8月まで北海道から沖縄まで12500kmをヘンプオイルのバイオ燃料(BDF)で走破したのである。毎年、これをやればものすごい普及啓発活動だ!という実感を得たが、当時は、金銭的、精神的、時間的、人的、商品的な、、、全体の体力がなかったのである。

それから時は過ぎ、2010年に北海道のとあるイベントで、来年ヘンプカーを北海道に呼びたいという有志の声を受けて、実施したのが新生ヘンプカー!!。みんなの寄付で、ヘンプカーを購入し、2002年当時よりもパワーアップしたメンバーでの実現したのである。

ヘンプカーは、各地で麻の講演会、ワークショップ、音楽ライブ、100アイテムある麻商品のヘンプ・マルシェ、地元の新聞やテレビやミニコミ紙などのの取材・広報、ユーストリーム中継、ツイッター、ブログなどのネット発信、深夜までの交流会、温泉休憩、観光(麻に縁のある神社やパワースポット訪問)をするキャンペーン活動である。


●ヘンプカーの定義

世界に目を向ければ、ヘンプカーと呼べるものは実はたくさんある。
車の燃料に使う(1)のバージョンは、日本オリジナルだが、世界では(2)がヘンプカーなのである。





●ヘンプカーを呼ぶにはどうすればよいのか?

2002年は、一気に全国ツアーを実施したが、これは4ヶ月もかかる壮大な企画になるので、2011年からは地域ブロック限定ツアーにしている。2011年夏は北海道、秋は東海、2012年夏は、四国 というように、2週間から1ヶ月程度で設定している。

でも、毎日イベントを組むのがポイント。
なぜかというと、ヘンプカーは、燃料代、交通費、車両整備費、商品仕入代などの経費のかかる企画であり、積んでいる麻商品の売上と、カンパがそれなりにないと、赤字垂れ流し企画になってしまうのである。各地のイベントはすべて独立採算とし、ヘンプカーの運用する資金繰りとは別となっている。


ヘンプカーの受入先団体、個人の方に配布しているヘンプカー・イベントのマニュアルがある。これを見て、各地の方々の人的ネットワークを駆使して、様々なイベントを実施ている。

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●ヘンプカー受入団体・個人の皆様へ

イベント名:
日時:
内容:  コンサート、講演会、ワークショップ、ビデオ上映会、フリーマーケット
      物販、展示、試乗体験、その他
→「ヘンプカーの提供できるメニュー」を読んでどれをするのか予め決めて下さい。
→コンサート企画の場合、ミュージシャンは誰を予定しているか教えてください。


場所:

規模(予定)  1万人以上、1000名以上、100名、50名、10名
(会場の広さに応じてだいだいの予想人数を書いてください)


参加費の有無     
(有りの場合      円)

ヘンプカーの駐車場を確保してください。
(キャンピングカー全長6.2m、日産シビリアンバス改造車)

ヘンプカー・クルーの食事 
 1)受入団体・個人で全て用意
 2)難しい場合はご相談下さい


ヘンプカー・クルーの宿泊 (場所、連絡先)
 (キャンピングカーですが、寝れるのは2名だけなので、ホームステイを
  提供できる大きな家をもっている方は募集しています)
 
自分の郷土食を活かした麻の実料理をつくりますか?
(受入グループの誰かが麻の実料理に挑戦してみよう!)

物販用の長机は確保できますか?最低4つ。

イベント主催団体名
(複数グループの場合はすべて列挙してください)
(グループでない場合は適当に名前を付けてください)

住所
電話・ファックス
メール
ホームページ(あれば)
担当責任者
担当者携帯電話


●ヘンプカーの乗務員情報 5名です

●●●●(実行委員長、そのブロックの代表の方)
中山康直(運転手・縄文エネルギー研究所所長)
赤星栄志(記録係・バイオマス産業社会ネットワーク理事)
菊地治巳(記録係・北海道ヘンプネット代表、元・上川農業試験場場長)
高倉美紀(物販・会計係、大阪府在住)

伴走車を募集しています。
   
食事、宿泊の用意は伴走車のことまでは原則として特に考えなくてもかまいません。
但し、広い家(スペース)、大勢での食事が提供できる方がいれば大歓迎です。

●ヘンプカーが提供できるメニュー

麻商品の物販 衣食住の様々な商品 約100アイテムを積んでいます → ヘンプ・マルシェ(麻市場)と呼んでいる
麻商品の展示 バナー180p×150p エコ商品、麻畑、基礎知識の3点セット
講演会の実施 中山康直:古代文明と麻・日本文化と麻
       赤星栄志:環境と麻、地場産業と麻
       菊地治巳:北海道の麻の現状と課題
ヘンプカー試乗体験 排ガスを嗅ぐ、試乗など
ビデオ上映 産業、医療、伝統など色々あります
写真撮影  商品、バス他

※講演会は無料で提供可、講師の講演料は必要ありません。


●提供できないメニュー

会場代、設備代等のイベントに必要な金銭的負担
物販用の机や椅子


●ヘンプカーの燃料代の走行距離分のご負担の依頼

ヘンプカーの運用には燃料代がどうしてもかかってきます。各地の主催者の総数を考慮して走行距離分をご請求します。だいたい1〜2万円ぐらいになると思います。
各地のイベントの経費として計上していただけるとありがたいです。


●地元の新聞・ラジオ・テレビ・雑誌などのマスコミ広報をお願いします。

なるべく多くの方に知ってもらうために、マスコミへのプレスリリースをイベント前に流すことをお願いしております。プレスリリース(広報宣伝文)のフォーマットを参考にして、自分たちの
イベント用に書き直すことができます。新聞のイベント欄に載せたり、当日取材に来て、記事を書いたり、映像を流してもらったりすることで、多くの人に宣伝することができます。

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マニュアルはここまで。


●ヘンプカーをより理解するための情報

2012年のヘンプカーの最大の成果!
プロモーションビデオができたことである。これを見ればどんな感じのツアーなのかを把握することができる。






ヘンプカーの燃料SVOについてはこちら
 http://www.hemp-revo.net/report/1107.html


●あなたの町にヘンプカーがやってくる!ヘンプカーの受入先を常に募集中!!

私たちの活動に関心のある方はぜひ、お声をかけて頂ければ幸いである。

まずは、こちらにご一報下さい!

akahoshi@hemp-revo.net 担当:赤星

 
 
以上






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